社員同士の
コミュニケーション減少
お客様との
コミュニケーションの希薄化
リモートでも効果的な
施策がわからない
対面での交流が難しいコロナ禍においては、意識的にコミュニケーションを活性化させることが大切です。
社員モチベーションアップやお客様とのエンゲージメント強化に役立つ取り組みをしましょう。
インターネットの発達によって、“現地に行かなければ見られない風景”というのはどんどん少なくなってきています。ライブ中継やライブチャットを利用すれば、現地の様子を離れた場所にいる人とリアルタイムで共有することも十分可能です。
こうした機能を活用したイベントが、オンライン旅行です。現地の旅行会社等のインストラクターとライブ中継をすることで、観光地の風景や観光スポットをオンラインでめぐることができます。通常の旅行ではありえない複数の国をいっぺんに訪れるような旅行も可能です。
さらに、現地の特産品などをあらかじめ社員の自宅に送っておけば、土地の味覚を楽しみながらバーチャル懇親会を行ったり、旅の記念になるお土産を手にしたりすることもできるでしょう。
オンライン会議は、この1年で急速に普及しています。このようなシステムを仕事だけでなく、イベントで活用するのもおすすめです。オンラインでできるゲームやワークショップなどを開催することで、社員同士の交流を深めたり、普段とは違う一面を見つけ合ったりすることができるでしょう。
なお、このようなオンラインイベントでは、チーム戦を行うことが多くあります。この時、役職や部署ごとではなく、年齢や所属、役職に関係のない混合チームを作るのがコツ。これによって、日頃あまり接したことのない社員とも交流が取れるようになります。
年齢や所属、役職といった壁を取り払い、協力し合いながらゲームを楽しんで新しい関係性を築けるメリットがあります。
コロナ禍で、対面を中心としたお客様向けイベントや消費者向けキャンペーンは、軒並み延期や中止を余儀なくされました。
お客様とのエンゲージメントを強固にする方法は、リアルコミュニケーションばかりではありません。オンラインのメリットを活用することで、お客様とのエンゲージメントをより強固にすることが可能です。
例えば、全国各地からご参加いただくイベントでも、場所や時間の制約がありません。また一般的に対面よりも多くの方と交流することも可能です。そしてオンラインならではの特別感や一体感をもたらす演出も可能です。
オンライン海外旅行
福岡の不動産会社A社
リアルな旅行ができないコロナ禍においても、オンライン海外旅行でバンコクとシドニーという遠く離れた2カ所を旅行。
さらに、オリジナルのタイ料理弁当や、タイとオーストラリアのお菓子等も用意して、目だけでなく舌でも異国情緒を感じられる工夫をしました。
ランチタイムにはオンラインレクリエーションも実施し、参加者全員で盛り上がりました。
オンライン謎解きイベント
IT企業のB社
新入社員研修の一環としてWeb会議システムを使ったオンライン謎解きイベントを開催。
新入社員同士のつながりが希薄になってしまうことを懸念し、そこで企画したのが、オンライン謎解きイベント。
4人1組のチームが一丸となって協力する仕組みが、新入社員同士のコミュニケーションを深めるとともに、管理職側も新入社員の素顔や特性をより知ることができるというメリットがありました。
お客様向けイベント
自動車販売会社様
お客様向けイベントとして、アメリカ本土・ハワイ・バリ島・オーストラリアからライブ中継をしました。
日本にいながらにして、現地の生の情報や観光地を体感でき、来店促進にも寄与し、お客様にも満足をいただきました。
また現地よりSDGsにまつわる話題を提供したことで、お客様にも自社の取り組みを理解していただける機会となりました。